Original Technology

自社開発技術

実現の難しかった項目にも果敢に挑戦する

プラントの建設、保守における長年の経験から生まれた当社の技術開発品は、高い品質基準や管理水準を保ちつつ、実作業の省力化を図り、全体コストを低減するという思想が込められています。

また、長年現場作業に携わってきた当社ならではの経験を活かし、現場で「真の使いやすさ」という当たり前でありながら実現の難しかった項目にも取り組んでおります。 このような特徴を持つ、当社の技術開発品のいくつかをご紹介いたします。


エアーハイドロマチック同調油圧装置

作業人員の平準化
ジャッキアップ作業の品質向上

プラントメンテナンスにおいて、タービンケーシング等の複雑な形状をした大型精密部品のジャッキアップは、各ジャッキ毎に作業員が必要で、ベテランの作業員でも難しい作業です。

当社の開発したエアーハイドロマチック同調油圧装置は、複数のジャッキの上昇を正確に同調して行うことが出来るため、少人数でも安全に作業を進めることが可能です。

用途・仕様

用途 タービンケーシング等重量物のジャッキアップ、ジャッキダウン作業
ユニット外形寸法(重量) 2300×1600×2350mm(3000kg)
最高使用圧力(ジャッキアップ最大能力) 200Mpa(200ton)
油圧ホース長さ 17m(アダプター接続により延長可能)
適用油圧ジャッキ(最高使用圧力:200Mpa用

30ton×(ストローク:25mm,85mm):6台

50ton×(ストローク:100mm):4台

100ton×(ストローク:50mm):4台

同調制度 9mm以下1mm単位で任意設定
お問合せ先

技術統括部

092-533-1725  092-533-1735

タービンロータ回転装置 特許第3484400号

クレーンの有効活用と工期短縮

大型タービンなどの回転機器の保修作業において、ローターを一定角度回転させる際に使用します。本機の使用により、少人数で効率的に作業を進めることが可能です。

用途・仕様

用途 蒸気タービンロータの保守点検時のロータ回転作業
油圧ユニット

外形寸法(重量):1010×1540×1630(H)(1.0ton)

最高使用圧力:70/30MPa

流量制御方式:インバータ制御による3速制御

ロータ1回転に要する所要時間 90秒
油圧シリンダー出力(ストローク) 35ton(150mm)
対象機器

全ての蒸気タービン

お問合せ先

技術統括部

092-533-1725  092-533-1735

大口径ボルトポリッシャー

ボルトの同時回転による作業時間短縮、
固定ブラシ採用によるワイヤー飛散を軽減

蒸気タービンケーシング等に使用される、大口径通しボルトの磨き作業に使用します。磨き作業中、ワイヤーの飛散が有りませんので、職場環境を悪化させません。

用途・仕様

用途 蒸気タービンケーシング等に使用される大口径通しボルトの磨き作業
外形寸法 300×285×380H
装置重量 16kg
適用ブラシ

専用ロールブラシ(φ75×約160L):2本

※軽量化のため専用ブラシを使用

駆動モータ

エアーモータ(アルミ合金製)

対象機器 タービンを問わず全ての3~8インチの通しボルト
安全機構

エアーシーケンス(アンド)回路による誤操作防止

ワイヤー飛散防止カバー付

お問合せ先

技術統括部

092-533-1725  092-533-1735

西プラの取組み